家計のエネルギー選好と原発に関する意識調査

著者: 大久保敏弘、成田大樹、Katrin Rehdanz、Carsten Schroeder
発行日: 2020年1月13日
No: DP2020-003
JELコード: Q40
言語: 英語
【要旨/ハイライト】

慶應家計調査パネルを用いて、個人のエネルギーミックス(再生可能エネルギー、化石燃料、原子力)、とくに原子力発電への考え方や選好を研究した。概ね、原子力発電は今後低減させるべきであると考える個人は多い。人々の選好は家計や個人特性のみならず、幸福度や心理状態、道徳心など、さらには東日本大震災時点での被害や心理状況や原発からの距離が影響していることが分かった。