研究倫理審査委員会About IES

開催日程

2024年度の委員会開催日程は以下のとおりです。
  • 第1回 2024年 6月24日(月) 申請期限: 6月17日(月)
  • 第2回 2024年 9月30日(月) 申請期限: 9月23日(月)
  • 第3回 2024年 12月16日(月) 申請期限:12月 9日(月)
  • 第4回 2025年 2月27日(木) 申請期限: 2月20日(木)
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研究倫理審査委員会の主な機能

経済研究所では、経済研究所研究倫理審査委員会を所内に設置しています。
審査委員会は、提出された研究倫理審査申請書に基づき、当該研究計画が倫理的・科学的観点から適正なものであるかを審査し、適正と判断された ものについては計画の承認を与えるなどをし、慶應義塾で行われるすべての経済学・商学研究が、研究不正のない公正かつ適切なものであることを 保証することをその目的としています。
本委員会では経済学部・経済学研究科・産業研究所・商学部・商学研究科で、経済学・商学研究に関わる 専任教員、在籍学生が学内外において行う研究、および、経済学部・経済学研究科・産業研究所・商学部・商学研究科の非常勤教員、共同研究員が 学内において行う研究に関する審査を行っています。


■迅速審査について
以下の要件を満たす場合は、迅速審査として審査を行うことができる。
迅速審査とは、定期の委員会によらずに、随時、申請を受け付けて審査をするもので、要件として、①継続申請であり、研究計画の変更内容が軽微であるもの、②他の研究機関との共同研究であり、既に他の研究機関の倫理審査委員会において研究計画全体に対して研究倫理を満たすとの承認を得ているもの、を必要とする。
なお、①の要件の「軽微」の範囲については、提出された申請書から委員会で判断し、軽微ではないと判断された場合は、定期の委員会で審査を行う。
また、②の要件による迅速審査の申請の際も、申請内容から審査に慎重を期した方が良いと委員会が判断した場合は、定期の委員会で審査を行う。

※ 迅速審査の対象と判断される研究計画の変更内容の例
(1)研究メンバーの軽微な変更
(2)研究資金の軽微な変更
(3)研究期間の軽微な変更
(4)提出資料の文章表現の軽微な変更

■審査結果について
以下の5つの基準で通知する。
A:承認
B:条件付き承認(申請書等に軽微な修正を求める)
C:修正依頼(申請書・提出資料等の修正を求めて、修正版提出後に直ちに審査)
D:追加資料の提出依頼(追加資料の提出を求めて、追加資料提出後に直ちに審査)
E:不承認

なお、承認日(不承認日)は、A・B・Eの場合は、定期の委員会開催日、C・Dそして迅速審査の場合は、審査が完了した日となる。
ただし、Bの場合は、軽微な修正を行った申請書の修正版と修正箇所が分かるような様式自由の書類を再提出してもらい、適正に修正されたことを確認の上、定期の委員会開催日を承認日とする承認通知を改めて通知する。

研究倫理審査申請書

審査を希望される場合は、こちらより申請書(Wordファイル)をダウンロードし、内容を記入後、PDFファイルに変換のうえ、 経済研究所のboxフォルダ へご提出ください。
メールの場合は ies-office[at]adst.keio.ac.jp へご送付ください。
末尾の日付・署名は手書きでなくても結構です。
研究参加者向けの参加同意書や調査票がある場合、添付資料としてご提出ください。紙ではなくウェブ上で募集する場合は、文案や画面コピーなどを添付ください。
受け付け次第、事務局より連絡いたします。また、審査終了後、審査結果は速やかに通知いたします。

過去に当委員会が承認した研究申請書の修正、期間延長などでの申請(研究期間終了後1年以内に限る)については以下の申込書をご利用ください。(迅速審査を含む)

【注意1】
申請にあたっては、文部科学省による下記基準を参考にしてください。
人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針 「ガイダンス」
https://www.lifescience.mext.go.jp/bioethics/seimeikagaku_igaku.html
特に、経済学関連の研究に重要なインフォームド・コンセントについて、説明が必要です。

【注意2】
申請研究者が規定第4条1の規定以外の方の場合には第4条1の規定の所属の代表者または共同研究者が必要です。
また委員会審査に当たっては規定4条1に対応する方に事前に確認を行うため、その場合には提出期限の一週間前までに申請書をお送りください。


【注意3】
本研究倫理審査委員会は投稿するジャーナルや申請しようとするグラントに対して所属先での研究倫理審査が求められる場合に対応して設置されています。
個人情報が十分保護され、また文部科学省・厚生労働省「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の定義による侵襲や介入がない研究であり、所属先での研究倫理審査が求められていない研究では不要な場合が多いと思われますが、迷われる際にはご相談ください。
また医学系研究の審査についてはこちらではお引き受けできません。こちらについても対象となるかどうか迷われる際にはご相談ください。


【注意4】
複数機関の研究者が関わる共同研究の場合には審査申込書13項について明確な記載をお願い致します。


【注意5】
審査申込書15項については、慶應義塾の「研究資料等の保存に関するガイドライン」等を参照し、個人情報保護の観点のみならず研究成果公開後の問い合わせや再現性の担保などの観点から必要な情報保持期間についても明示ください。

【注意6】
2018年12月に申請書を改訂しており、
項目11.侵襲と介入の有無
項目12. インフォームド・コンセントの実施の有無と方法
について追加しております。それより前に初回承認された申請書についてはこれ らの項目について記載をお願いします。