福澤諭吉記念経済学特別講義
Neil Wallace
Models of Money Based on Imperfect Monitoring and Pairwise Meetings: Policy Implications
日時
2017.5.16 [火] 午後2:30~3:30
会場
慶應義塾大学三田キャンパス 北館ホール
講師紹介
ニール・ウォレス教授は、1964年にシカゴ大学にて経済学博士号を取得したのち、ミネソタ大学、マイアミ大学で教鞭をとり、1997年から現在までペンシルバニア州立大学教授の職にあります。1980年代に世界を席巻したマクロ経済学の新しい潮流を主導的に引き起こし、当時の主流であったケインズ的なマクロ経済学とは政策的に全く異なる含意を引き出しました。現在ではこの合理的期待形成を想定したモデルは、マクロ経済学における標準的な枠組みの一つになっていますが、その枠組みを最初に提示した業績は非常に大きいものと言えます。また、特に貨幣を本源的に価値のないものと捉え、そのようなものがどのようなメカニズムにおいて市場経済の中で価値を持って流通するかという問題意識をいち早く持ち、様々な角度から分析を行い、その重要性を喚起したウォレス氏の貨幣論は、今日にいたるまで大きく注目されています。
対象者
講義内容は学部上級の経済学の知識を前提とし、主として義塾学生及び研究者を対象にしていますが、大学院生・研究者の方であれば、どなたでも参加できます。
備考
参加ご希望の方はフォームでの登録が必要です(5月12日締切)
https://goo.gl/forms/a6gkI6H6Gcp20n7E2
使用言語 英語(日本語同時通訳付)
主 催 慶應義塾大学経済学部・経済研究所
お問い合わせ 経済研究所事務局 TEL.03-5418-6433
ies-office(at)adst.keio.co.jp
https://goo.gl/forms/a6gkI6H6Gcp20n7E2
使用言語 英語(日本語同時通訳付)
主 催 慶應義塾大学経済学部・経済研究所
お問い合わせ 経済研究所事務局 TEL.03-5418-6433
ies-office(at)adst.keio.co.jp