コアインフレ指標のパフォーマンス:コロナ禍後のデータを含めた再検証
著者: 白塚 重典
発行日: 2026年3月23日
No: DP2026-006
JELコード: C43, E31, E52
言語: 日本語
【要旨/ハイライト】
本論文では、コロナ禍後の消費者物価上昇局面を含めたデータをアップデートして、消費者物価のコアインフレ指標のパフォーマンスについて再検証する。具体的には、コアインフレ指標評価の分析枠組みを踏襲し、(1)足許の基調的な変動の捕捉力、(2)将来の基調的な変動の予測力という2つの観点からみたコアインフレ指標としてのパフォーマンスを、統計的な手法を使って検証する。特に、分析期間を通じて、各種のコアインフレ指標のパフォーマンスがどう変化するかに注目していく。この点、コアインフレ指標のパフォーマンスは、経済環境の変化に応じて変化していることが確認され、引き続き、定着度の高い生鮮食品を除く総合を中心的な指標としつつ、各種コアインフレ指標の性格を考慮しながら、幅広いコアインフレ指標を比較・検証していくことが重要と考えられる。
