銀行の支店網拡大と地域金融市場の発達・地域在来産業への影響:戦前日本の地方の事例

著者: 大久保敏弘、岡崎哲二、Mathias Hoffmann
発行日: 2019年1月16日
No: DP2019-004
JELコード: G2, N2, N9
言語: 英語
【要旨/ハイライト】

1920年代から30年代にかけての銀行の支店網拡大と地方経済への影響を分析した。支店網発達がどのように地方金融市場での資金の流れを変えたのか、在来産業へどう影響を与えたのかを、福島県、鳥取県、熊本県、宮崎県の4県をケースにして各銀行の支店レベルのデータや郡レベルの産業データを用いて検証した。