5月14日の特別ワークショップは、マクロ経済学・金融経済学の世界的権威であるLUISS Guido Carli大学教授のピアパオロ・べニーニョ氏を迎えて開催されました。

「近年市場規模の拡大の著しい仮想通貨が金融政策のあり方をどのように変貌させるのか（タイトルは”Monetary policy in a world of cryptocurrencies”）」について報告し、仮想通貨の広く流通するようになると、中央銀行は、インフレ率や経済活動をコントロールできなくなる可能性を提示しました。タイムリーなトピックについて、理論的かつ明快に説明されたこともあり、活発な議論が交わされました。