ミニコンファレンス「日本経済と金融の将来展望」(2022/2/7 開催)
内容
日 時: 2022年2月7日(月) 13:00~18:30
テーマ: 「日本経済と金融の将来展望」
概 要: 本年2月に池尾和人慶應義塾大学名誉教授が逝去された。故池尾教授が生前から憂慮されていた日本経済の将来について、特に専門とされていた金融分野に焦点を絞り、慶應・経済学部関係者有志により、一周忌の前にミニコンファランスを開催し、生前の御恩に対する返礼とするとともに、追悼の意を表することとした。 ミニコンファランスでは、故池尾教授が強調されていた、経済学の理論的・実証的な分析を踏まえ、それを実務と政策に活用し、より望ましい経済システムを実現していくという方向性に沿った形で、理論・実証研究から、金融面の実践や政策分析など幅広い分野を取り上げていく。特に、今後、情報技術革新、グローバル化、脱炭素社会への転換、高齢化・人口減少など、日本経済を取り巻く環境変化が一段と加速していく。金融分野においても、FinTechの拡大に象徴されるように、大きな変化が予想されるが、こうした変化への対応は、必ずしも明確な処方箋が示されている訳ではない。 なお、ミニコンファランスでの報告論文については、当日の議論などを踏まえた改訂を行い、研究書としての刊行を目指すこととしたい。今後の金融と日本経済を巡る問題を考える道標となる研究を広く紹介したいと考えている。
- 参加をご希望の方は下記フォームよりお申込みください。
- ・コンファレンス参加申込フォーム
- 申込期限:2022年2月3日(木)23:59まで
- お申込みいただいた方には、後日、詳細をメールにてお知らせいたします。
【お問い合わせ】 ies-office[at]adst.keio.ac.jp
場所
ZOOMによるオンライン開催
備考
主催:慶應義塾大学経済研究所
更新日
2022/02/07(月)
資料
イベント開催報告
2022年2月7日(月)、昨年2月21日に逝去された池尾和人名誉教授の1周忌を前に、生前の御恩に対する返礼とともに、追悼の意を表して「日本経済と金融の将来展望」と題するミニコンファレンスをオンライン形式で開催しました。
故池尾教授が生前から憂慮されていた日本経済の将来について、特に専門とされていた金融分野に焦点を絞り、慶應・経済学部関係者有志による論文9本が報告されました。故池尾教授が強調されていた、経済学の理論的・実証的な分析を踏まえ、それを実務と政策に活用し、より望ましい経済システムを実現していくという方向性に沿った形で、理論・実証研究から、金融面の
実践や政策分析など幅広い分野の論文が報告され、密度の濃い議論が展開されました。
今回の報告論文については、今後、当時の議論なども踏まえた改訂作業を進め、研究書としての刊行を目指していく予定です。
故池尾教授が生前から憂慮されていた日本経済の将来について、特に専門とされていた金融分野に焦点を絞り、慶應・経済学部関係者有志による論文9本が報告されました。故池尾教授が強調されていた、経済学の理論的・実証的な分析を踏まえ、それを実務と政策に活用し、より望ましい経済システムを実現していくという方向性に沿った形で、理論・実証研究から、金融面の
実践や政策分析など幅広い分野の論文が報告され、密度の濃い議論が展開されました。
今回の報告論文については、今後、当時の議論なども踏まえた改訂作業を進め、研究書としての刊行を目指していく予定です。