ラテンアメリカにおける機械生産ネットワーク:質・量からの分析
Machinery production networks in Latin America: a quantity and quality analysis

シルバ シャンギ マテウス

2016年10月17日

JELコード : F14, F15, F23

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【要旨】

ラテンアメリカ諸国への機械部品サプライヤーの構成国は大きく変化し、東アジアが主なサプライヤーとなった。本論文はサプライヤーの構成がラテンアメリカ域内の機械貿易に及ぼした影響を質・量の両面から分析した。1996年から2011年までのラテンアメリカ17ヵ国に関して、細分化された貿易データをUN Comtradeから入手して分析を行った。分析の結果、ラテンアメリカ内からの部品・中間財の輸入はプラスの量的効果を及ぼした一方で、東アジア、特に中国と香港からの輸入は、量的効果にとどまらず地域内機械生産ネットワークの拡大や品質の向上にプラスの影響を与えていたことが明らかとなった。他方、アメリカやカナダからの輸入は品質に対し負の影響を及ぼした。